6月5日(月)「矢倉沢往還道その3 藤が丘から鶴間」を実施。
参加者は33名 ガイドスタッフ11名
「矢倉沢往還道を通して歩く」企画の第3回。
台風一過晴れ模様の中、藤が丘を4班に分かれ出発。
しばらく歩き糟屋氏の宝篋印塔を案内し、神鳥前川神社に参拝。神社側ご配慮で境内を案内いただけた。
歩を進め、長津田に入り、片町地蔵堂(7年前にあったお堂は撤去され地蔵様が鎮座する)、下宿石造物常夜灯(このあたりは渡辺崋山の游相日記ゆかりの地である。また長津田十景の案内板あり)を過ぎ大林寺に到着。ここは旗本岡野家ゆかりの曹洞宗の寺で山門はじめ伽藍が見事である。
続いて岡野家ゆかりのお七稲荷に寄り、大石神社参道にある上宿常夜灯を見て、大石神社へ。ここのご祭神は在原業平でご神体は大00石。
ここから長坂夜雨と言われる古道を歩き、国道246に出てしばらく行くと、つくしのセントラルパークに到着、ここで昼食。
午後は馬の背と言われる旧道を歩き、国道246沿いをしばらく進み、辻地蔵尊、大ケ谷庚申塔、圓成寺、五貫目道祖神を案内し、観音寺に到着。真言宗の寺で武相兎歳観音第1番札所である。
ここから旧大山街道に入る。すぐに阿夫利神社分霊社がある。ここには元新田氏縁の碑がある。
さらに歩き、下鶴間ふるさと館へ。残念ながら定休日で入場できないがここで下鶴間宿を案内。
さらに鶴林寺へ、浄土宗の寺で不動堂もある。続けて、渡辺崋山ゆかりのまんじゅう屋跡、坂上厄除地蔵を見て15時までに鶴間駅に到着、心配した熱中症もなく終了解散した。
記 鈴木正